日本ではコロナ第7波が収まりつつある。しかし、西欧では第8波の兆候が見られている。現在世界の主流はオミクロン株BA.5だが、米国ではBA.5から進化したBQ.1、BQ.1.1、BF.7が15%を占めるようになった。日本での第8波到来は目前だ。BQ.1、BQ.1.1、BF.7に現在のワクチンが効くのかどうかは分からない。でも、BA.5の亜系統だから、BA.5対応二価ワクチンは効くに違いないと言われている。早急に二価ワクチンを接種し第8波に備える必要がある。そこで思い出した。昨年の第5波は9月末に収束し緊急事態宣言が解除された。第6波が始まったのは今年の1月からだ。その間はコロナ感染者が発生しなかった。医療関係者は、第6波が来る前にワクチン接種をするべきだと提言していた。しかし、10月4日に首相に就任した岸田は、何もしなかった。結局手遅れになり第6波、第7波に見舞われた。あの時岸田が迅速に接種を指示していれば、状況は変わっていただろうと思う。今回もまた二の舞を踏むのかと思った。ところが、専門家分科会も失敗を学んだようだ。第8波に備え、現在5か月以上としている接種間隔を3か月以上に短縮することを了承したとのこと。でも、現在二価ワクチンの接種率はたったの2%だ。接種率を上げるため、岸田は菅前首相の手腕を見習うべきだ。
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