昨日の続き。TBS「ひるおび!」の八代英輝コメンテーターが、岸田首相の支持率下落を危ぶみ「旧統一教会と関係ない方で組閣をやり直したらいかがでしょうか」と指摘したとのこと。一見正論のように聞こえる。妥当な意見にみえる。でも、岸田の秘書が旧統一教会と関係があったのは事実だ。岸田自身も旧統一教会塗れなのだ。だから、八代の言い分を、そのまま通せば「岸田も辞めろ」ということになる。何故このようなチグハグな事が起きるのだろう。答えは明白だ。最近のコメンテーターは、非専門分野を扱うコメンテーターが多すぎる。事が起きれば徹夜で情報をかき集め、なんちゃってコメンテーターを務めるのだ。だから、綻びが生じることになる。でも、解決策は2つある。1つは「自分はその道の専門家ではないが」という枕詞を付けること。あとで、言い訳は幾らでも立つ。もう1つは、徹底的に情報をかき集めること。本人が頭脳明晰で弁が立ち、同レベルのスタッフを揃えれば、不可能ではない。でも、それを達成出来ないのは不可能に近いからだ。所詮、オールマイティなコメンテーターなど、居るはずが無い。コメンテーターは分相応をわきまえるべきだ。と言うことは、答えは1つしか無いということになる。少なくとも、なんちゃってコメンテーターには退場を願いたいものだ。
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