高橋五輪組織委元理事が、今度はKADOKAWAから賄賂を受領したとして再逮捕された。2020東京五輪は、招致前から開催後まで、裏で巨額が行き交っていた。竹田元会長は招致活動での贈収賄疑惑で仏当局から容疑者と見做され、逃げ回っている。五輪は終了したものの今度は高橋元理事の贈収賄だ。大企業も森元首相も当事者だ。五輪が真っ黒いものに変質している。ところが、五輪と関係したアスリートたちは未だに無言だ。山下JOC会長や室伏スポーツ庁長官は、一言言うべき立場にある。でも、無言を貫いている。もっとも、五輪組織の中の力関係を考えれば無理も無いとは思う。会長は森元首相だった。失言で橋本に替わったものの実質的な会長だ。その下にスポーツ界の全てを牛耳る高橋元理事がいて、お飾りではあるが一応存在感のある武藤元財務事務次官が鎮座する。いわば、山下も室伏も小僧っ子レベルだ。物を申せる訳が無い。しかし、真にスポーツを愛するのならば、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、汚い五輪を糾弾すべきだ。ところが事もあろうか、山下JOC会長は、何事も無かったかのように2030札幌五輪招致のプロモーションをしている。山下は、所詮頭に血の回らないデブとしか言い様がない。東京五輪に参加した全ての日本アスリートは山下と同罪と言える。吠えろ!無言のアスリートたち。
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