またまた女子ゴルフ選手の快挙だ。全米女子アマチュア選手権で高校2年生の馬場咲希選手が優勝した。全米女子アマチュア選手権と言えば、女子アマチュアゴルファーの最高峰に位置する大会。全米ゴルフ協会が主催する13の選手権大会の一つに数えられている。しかも、決勝戦のスコアが11アンド9の圧勝。恐れ入った。恐らく、日本の女子ゴルフのトッププロでも優勝するのは困難だろう。それ程レベルの高いタイトルだ。ところが、馬場選手は「日本のプロテストを受けてプロになりたい」と言う。日本で女子プロゴルファーになるにはプロテストに合格する必要がある。特例として、国内大会で優勝すれば、プロテストは免除されることになっている。でも、全米女子アマチュア選手権で優勝しても免除されない。当然免除されるべきだと思う。そう言えば、昨年のオーガスタナショナル女子アマチュアで優勝した梶谷翼選手も免除されなかった。女子プロ協会が、世界を目指さず内向きな証左と言えそうだ。馬場選手の快挙で、女子ゴルフが益々面白くなってきたというのに。
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