SNS上で「おとう飯(はん)」に賛否の声が上がっているという。情報番組でも取り上げられたが、そんな価値があるのだろうか。おとう飯とは、2017年に内閣府が立ち上げたキャンペーン。2015年の男女共同参画基本計画で、男性の家事・育児関連時間が欧米諸国と比べて短い状況にあり、家事や育児等に対する知識等の不足と男女間のギャップを埋めることが決まった。その一環として料理への参画を促進しようと始まったのがおとう飯キャンペーンだ。おとう飯とは、手早く簡単リーズナブルな食材で家にある調味料を使って作る料理と定義されている。これに対し、SNSでは「女性差別」とか「時代遅れ」などの声が上がっているという。「時代遅れ」という意見は理解出来る。でも、何故これが女性差別なのだろうかと思った。ある投稿には「女性は繊細で丁寧でなければならないが男性はガサツでいい、みたいな極端さが女性差別だ」とある。そこなの、という感じ。まるで言い掛かりだ。もっとも、内閣府は、現在はホームページ上に残している程度で、積極的に発信していないキャンペーンだと言っている。こんな事で騒ぐ人も騒ぐ人だが、こんな事を採り上げるテレビもテレビ。そして、こんな事を書くブログもブログだと思う。
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