中国新疆ウイグル自治区の再教育施設に関する中国共産党幹部の発言記録や、収容施設の内部写真、2万人分以上の収容者リストなど、数万件の内部資料が流出したとのニュース。公安当局のコンピューターに保存されていたもを、第三者のハッキングで入手し、在米ドイツ人研究者ゼンツ博士に提供されたとされている。流出した内部資料は、情報提供を受けた世界の14のメディアが取材・確認を進めた上で、取材結果を共有して検証の精度を高めたとのこと。自治区トップの映像「海外からの帰国者は片っ端から拘束しろ。数歩でも逃げれば射殺せよ。わずかな領土でも中国から分裂させることは絶対に許さない。習総書記を核心とする党中央を安心させよ」が残っている。ジェノサイドが行なわれたことの実証になる。中国当局は、イスラム教の過激思想の影響を受けた人物によるテロ行為を防ぐために職業技能教育訓練センターと呼ぶ再教育施設を設置したが、2019年後半に運用を終えたとしている。もし、本当であるのならば、中国は即刻ウイグル自治区の現状を公開すべきだと思うのだが。
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