白井球審が佐々木朗希投手に詰め寄った事件後、球審判定と豪速球に頭が引っかかっている。そこで、こんな記事が目に付いた。今日のMLBフィリーズ対ロッキーズ戦。3回1死フィリーズの攻撃、ゴンバー投手の初球はストライクゾーンの真ん中に入っていく119kmの変化球。誰が見てもストライクだが球審の判定はボール。キャッチャーも解説者もその判定に呆然としたという。日本のケースはもっと凄い。1956年のこと、南海の皆川投手がカウント0-3で、どうせ打たないだろうかと思いど真ん中に棒球の直球を投げた。でも、球審の判定はボール。皆川の抗議に対し二出川球審は「今のは気持ちが入っていないからボールだ」と答えたという。その答えに皆川は納得したという時代だったようだ。米テネシー大学の21歳のベン・ジョイス投手は170kmの米大学野球史上最速の記録を更新したとのこと。因みにメジャー最速はヤンキースのアロルディス・チャップマン投手がレッズ時代の2010年のパドレス戦で記録した170.3km。世界から見れば、白井球審なんて可愛いもの。朗希投手も背番号通り170km超の達成を願いたいものだ。
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