連日ウクライナの惨状が報道されている。2月11日に外務省がレベル4の『邦人退避勧告』を出した時点で、日本のマスコミはウクライナには入れないという暗黙のルールを作ってしまった。だから侵略された当初のウクライナには、日本のマスコミはいなかった。今でこそ、少しはいるが精々ポーランドに近いリビウまでだ。連日の爆撃破壊の報道映像はBBCとCNNによるもの。BBCとCNNの取材陣は命を張っている。NHKは当初中身の無い国会中継をダラダラ垂れ流すだけで、ウクライナの惨状を殆ど報道しなかった。そのためNHKはBBCやCNNと較べ非常に見劣りすると、大物政治家が言ったのかもしれない。その日の主要ニュースの予定や番組の編成などを行なう編集会議で、報道局長や編集主幹が唐突に「BBCやCNNに見劣りしないネタを探せ」と指示したという。一見真面に見える。だが、報道局長も編集主幹も安倍にへつらって出世した、いわば親ロシア派だ。それがウクライナ派に寝返った。しかも取材力では月とスッポンの差ほどあるBCCと競えと言う。NHK内部では「何を今更、出来る訳が無い」と失笑されているという。安倍政権の終焉と共に、NHK安倍よいしょ組も退場すべきであったと思う。
コメントをお書きください