ロシア対ウクライナの戦闘が始まった。圧倒的戦力のあるロシアが瞬く間に制圧するかと思われていたが、ウクライナの強い抵抗でロシアは足止めされているようだ。ウクライナ全体が一致団結してロシアと戦っているのは、ゼレンスキー大統領の呼び掛けにありそうだ。喜劇役者だったゼレンスキーが、指導力のある大統領として一皮も二皮も剥けたのだ。ゼレンスキー大統領のリーダーシップが、ウクライナ国民だけでなく西側諸国の心を動かしている。武力のロシアに対し、西側諸国は経済制裁で対抗することになった。最も厳しいと言われる国際銀行間決済情報通信機関SWIFTからロシアを除外する決定がなされた。ロシアの天然ガスに半分以上依存しているドイツすらも賛成した。SWIFT除外は、世界の諸国にも痛みを伴うものだ。もしゼレンスキー大統領が我先に国外に亡命していたら、西側諸国の制裁は無かったかもしれない。プーチンはゼレンスキー大統領を見誤ったようだ。でもプーチンの愚行を止める者はいない。今度は、ロシア国民が立ち上がり、プーチンを引きずり下ろす番を迎えている。
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