安倍元首相、小池都知事、松井大阪市長らが、新型コロナウイルスを2類相当から5類への変更の必要性を訴えている。だが、岸田首相は変更しないと言う。新型コロナウイルスの主流がデルタ株からオミクロン株に替わり、重症者比率が激減した。感染し易いが、殆どが無症状か軽症で治りも早い。限りなくインフルエンザ並みになってきた。医療専門家は、オミクロン株が増えれば重症者も増えるから2類相当を維持するべきだと言う。でも専門家が危惧するほど重症者は増えていない。即ち専門家は職務上安全サイドに立っているからだ。病院は無症状者と軽症者で溢れかえっている。このまま行けば、またまた医療崩壊に繋がる。そこで濃厚接触者の検査はしないことになった。無症状者も軽症者も自宅療養になる。結局感染者を野に放つから、感染は更に拡大することになる。5類にすれば民間病院をフル活用出来る。たちまち医療体制が正常化するに違いない。それにしても岸田首相は何故5類変更を拒否するのだろうか。安倍・菅と反対の事をすれば支持率が上がるという経験をしたからだ。恐らく岸田は5類でも良いと思っているに違いない。でも、支持率を維持するには2類相当に拘るしかないとでも思っているのだろう。そこには、コロナ第一という首相所信表明の実体は無い。
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