今年3月までに新型コロナウイルスに感染していながら、感染者だとカウントされなかった人たちが東京都内で約47万人いたかもしれないと都医学総合研究所が発表した。感染すると体内に生じる抗体をもつ人の割合を調べた結果から推計した。発熱がある人、抗体ができるワクチン接種者らを除いて、抗体の有無を調べたところ3.4%が抗体を持っていたとのこと。この割合を都の人口約1400万人にあてはめると、47万人となり、都が発表していた感染者12万人の約4倍に当たるという。日本は極力PCR検査の数を増やさない方策だったので、結果として見かけ上感染者数が抑えられたと言えそうだ。先日テニス仲間が発熱し、医者にPCR検査を依頼したが、もうコロナは流行っていないのでPCR検査はしないと断られたという。日本のコロナ感染者数が激減している理由が分かったような気がした。PCR検査を徹底しなかったのは非科学的対策であったと思う。結局今後6波が襲来しても、コロナの為すがままで、これまで通り自粛の要請しか無さそうだ。一方で、無症状者が感染者の3倍もいるということは、コロナは限りなく普通のインフルエンザに近づいたということかもしれない。
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