来季のプロ野球は面白くなりそうだ。最大の要因は監督。選手の活躍は目立つものだが、試合を作っているのは監督だからだ。何と新庄が日ハムの監督に就任するという。野球には15年間のブランクがあり、意外な感じがするが言われてみると腑に落ちる。栗山日ハム監督は、就任当初は若者の育成に力を注いだことで有名だ。今を時めく二刀流の大谷翔平を育てたのは栗山の功績と言える。でも、ここ数年は若手に対する見切りが早く、結局ベテラン頼みなったため清宮などは育たなかった。監督としては失格だと思う。野球センスもあり、パフォーマンス好きの新庄だから、日ハムを豹変させることを期待している。いや日本のプロ野球そのものを変えるかもしれない。中日は理論派で体育系の立浪に代わるし、SBは実績のある藤本に代わる。期待が出来る。問題は巨人だ。巨人は終盤で失速した。その原因は原監督にある。今や原は巨人の天皇に昇格し、周りに意見を具申出来る者がいない。それどころか、コーチ陣を筆頭に選手の士気が落ちっぱなしだ。監督がチームの士気を落としていると言える。金に糸目を付けず外部から有力選手を集め次から次へと使い捨てをして、結局若手も育たなかった。要するに放蕩息子的存在なのだ。その原が続投する。最下位は免れそうもない。日ハムと中日が浮かび上がれば、日本のプロ野球人気は再び浮上するはずだと思う。
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