SNSで若者中心に「#選挙に行こう」運動が盛り上がっているとのこと。安倍政権時代は就職機会の増加などで若者が安倍を支持したが、コロナで若者は政権批判派に変わってきた。投票率の低い若者の多くが投票に行けば、組織力のある自公は厳しい選挙を余儀なくされることになる。先日の静岡の参院補選で野党が圧勝したのが象徴的だ。投票率が前回補選よりも10%も跳ね上がったのが自民が負けた要因と言われている。若者が政治に不信感を持ち選挙に関心を呼び起こした要因の1つはコロナだろう。通勤通学が困難になり、対面授業が無くなり仲間とも会えず、バイト先は無くなり、ワクチン接種も後回しにされた。要するに、若者が漸く政府の無能・無策に気付いたのだ。若者だけでなく、飲食店や娯楽施設などは長期間休業要請に合い、その協力金もすぐには出ず、経営を圧迫した。その休業は農水畜産業にも収入の激減、経営悪化をもたらした。今や農村でも自民離れが起きているという。更に小沢が主導した立憲民主と共産のタッグもある。衆院選はどう転ぶか分からない。その中で、若者が政治に関心を持つようになったことが最大の光明だと思う。
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