メタンの温室効果は二酸化炭素の20倍以上で、産業革命前から世界の平均気温が1度上昇した原因の約半分を占めていると言われている。米国とEUが主導し、世界的なメタン排出量を2030年までに20年比で少なくとも30%削減する取り組みを始めると発表した。英独仏日などメタンの排出量の上位20カ国のうち、9カ国が削減目標に参加することになった。ところが豪のモリソン首相はメタン削減参加を拒否すると発表した。牛のゲップは世界の温暖化ガスの4%を占めると言われている。豪が参加すればオージービーフへの影響は計り知れない。自国産業を考慮すれば当然の参加拒否だと思う。そもそもメタンや二酸化炭素を悪者とする地球温暖化理論は正しいのだろうか。温暖化効果が最も大きい物質は水だ。水はメタンや二酸化炭素よりも数千倍温暖化効果がある。でも、その水を除外して温暖化理論が作り上げられている。モリソン首相と自分の主張する根拠は全く異なるが、結果的にモリソン首相の主張は正解だと思う。
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