最近若者のイヤホン姿がやけに目立つ。スマホを見ながらイヤホンを着けるのが若者の流行り、と言うよりは同化して身を隠す技なのかもしれない。たかがイヤホンと言っても、サイズが合わないと炎症を起こしたり、長時間着けていると湿度が上がりカビが生えたり、鼓膜に穴が開いたりする弊害があるようだ。格好付けよりも健康第一だ。「耳アカは耳を守る正義の味方」という記事が目に留まった。耳アカには粘着力があり、外からのゴミの侵入をブロックする。耳垢腺から出る分泌液を取り込み加湿する事で、耳の中の薄い皮膚が傷つかないように守っている。耳垢腺の分泌液には免疫物質IgAが含まれており、耳アカ自体にも細菌が守る免疫機能がある、とのこと。専門医によると耳アカは基本的に外に出してはいけないもので、耳掃除は推奨しないとのこと。耳掃除をする場合は1ヵ月に1回程度、綿棒で行えば良いらしい。昔眼鏡屋から「眼鏡を調整するときに、お客様の耳の中が良く見えるので、お掃除をお勧めします」と言われたことがある。それ以来、眼鏡屋と床屋に行くときは、その前に必ず綿棒で軽く掃除するようになった。
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