コロナ第5波は何故急激に減少したのか。専門家らが不思議がっている。尾身会長は、一般市民の感染対策強化、夜間の人流減少、ワクチン接種率の向上、医療機関・高齢者施設での感染者の減少、気象の要因の5要素を挙げている。更に、感染拡大の要素である夏休み、4連休、お盆が過ぎ去ったこともあるとしている。しかし、データとしてのエビデンスが欠けている。専門家の意見としては定性的過ぎると思う。尾身会長の指摘は、一般市民の感覚と変わらない。有っても無くてもどうでもいい指摘だと思う。一方、一般市民である自分は、こう解釈している。感染が急増したため個人が我が身を守り始めた、ワクチン接種の効果が出てきた、濃厚接触者の追跡調査を止めたため実態の感染者数の把握が出来なくなった、水面下の感染者数は多いが感染の主体が軽症の子供に移ったため感染者数にカウントされなくなった等々。データが無いので定性的にしか解釈出来ないのは残念だ。
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