橋下元大阪府知事と大野埼玉県知事がフジテレビの日曜報道THE PRIMEで「自宅療養」の是非について論戦を交わしていた。橋下は「自宅療養」を菅首相の大英断だと持ち上げ、大野は時期尚早と否定した。但し、この論戦には、コロナは2類相当という前提がある。一方でコロナ対策は、2類相当をインフルエンザと同じ5類相当に換えるべきと主張する学者もいる。単に2類を5類に換えれば、感染は更に拡大するだろうし、医療現場は大混乱する。ところが、長尾クリニック院長がバイキングに出演し、5類に換える具体的な手段を披露した。疥癬の治療で普段使ってるイベルメクチンの活用が鍵だと言う。イベルメクチンの効果は1年半の経験で実証済みだという。全国民にイベルメクチンを配るというアベノマスクに匹敵する「スガノメクチン」制度を提案した。但し、町医者が実行するには、5類に換えるのが大前提だとのこと。イベルメクチンは当初から有効と言われていたが、何故か政府は否定的で重い腰を上げない。目の前に特効薬があるのに対処しないのだ。そのくせ、供給が不安定な抗体カクテルを推奨する。もっとも立憲民主もイベルメ(ワ)クチンの活用を、と言っていたから、所詮政治家には、藁をも掴む緊迫感も無く、イベルメクチンの効果も理解出来ないのだろう。
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