最近近所で犬の散歩をする人がめっきり増えた。コロナ疲れで、犬に癒やしを求める人が多くなったためなのだろう。でも長期トレンドでは、2010年の飼い犬が1190万頭だったのに、2020年は850万頭となり3割も減っている。一方短期トレンドでは、コロナ禍で14%増えたという。犬を飼うには、お金と手間がかかる。長期トレンドで犬が減り続けているのは、日本の平均賃金が減り続けているので、犬を飼う余裕が無くなったためと言われている。反面子犬の価格は倍増している。2019年に改正動物愛護管理法が成立し、激安ブリーダーが駆逐され、誠実なブリーダーも飼育に手間がより掛かるようになったためだと言われている。価格が倍になっても犬を買い散歩させる人が増えた。貧富の格差が拡大しているようだ。今や飼い犬はステータスになりつつあるようだ。
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