3回目となる緊急事態宣言が発令された。マスコミでは数日前から、4月25日から5月11日までになるだろうと報道されていた。そして今日23日(金)午後8時に菅首相の会見が開かれた。問題は緊急事態宣言の内容だ。変異株の感染力は強い。これまでの緊急事態宣言の内容では抑え込むは難しいと言われている。如何に強い内容にするかがポイントとなる。劇場や球場の観客制限、デパートやショッピングパークの開店時間帯、飲食店や路上・公園でのアルコールの是非が問われるが、詳細は明らかにされていなかった。と言うよりは、詳細が決まっていなかった。ところが、金曜日の午後8時になって、いきなり菅が25日(月)から斯様な内容で宣言を行なうと言う。残された準備期間は土日しか無い。制約を受ける側から見れば、無茶苦茶な要求だ。相変わらず、菅の会見は単なる伝達者が喋っているだけで、感染を抑え込もうとする熱意も切迫感も感じられない。海外ではまん延防止等重点措置は失敗だったと酷評されている。5月11日には、緊急事態宣言も失敗だったと酷評されるに違いない。国民への要請だけで乗り切ることが出来ないのは誰が見ても明らかだ。
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