小泉進次郎環境相が「プラスチックの原料は石油から出来ている。意外にこれ知られてない」とラジオで発言したとのこと。でも国民の9割は知っている。知らなかったのは小泉だけだ。ここまで来ると、呆れかえって批判する気も起こらなくなる。堀潤も「完成品しか見てないから原料が石油だとは気付きにくい」と相づちを打った。まるでお笑い芸人の掛け合い漫才そのもの。カーボンニュートラルのためなら、諸悪の根源は石油だと攻撃する魂胆らしい。でも、小泉は石油から誘導される製品群を知っているのだろうか。知っているなら、石油の無い世界を想像してほしい。如何にアホなことを言っているかに気付くはずだ。レジ袋、スプーン、スニーカー に続き歯ブラシ、綿棒まで言い出した。環境相が主張すべきことは、廃プラの撲滅であり、石油製品のボイコットではない。このまま進むと、環境省は消滅の道を歩むかもしれない。
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