コロナ第3波の中で、再びマスクが注目を浴びている。と言っても、アベノマスクではないし共通テストの鼻出しマスクでもない。注目されているのはマスクの素材だ。昨年の春はマスクが逼迫した。当時マスクと言えば1枚10円の不織布マスクのことだった。でも手に入れることは困難だった。そこで官僚の入れ知恵に乗った安倍が500億円もかけてガーゼマスクを配布し、効果の無さと無駄使いを国民から非難された。小池は小洒落たマスクを手作りし、オシャレ布マスクの走りとなった。そのうち、中国産のウレタンマスクや不織布マスクが街にあふれ出した。そしてスパコン富岳のシミュレーションで、不織布マスクが飛沫を80%カットするのに対し、ウレタンは50%に留まることが分かり、不織布マスクへの回帰が求められている。いま病院では不織布マスクの着用が推奨されている。杉並区の成人式では不織布マスクの着用が求められた。でも、ウレタンが全くダメな訳ではない。使い分けが必要な世の中になってきた。因みに、不織布マスクは洗濯すると遮断性能が落ちて効果が半減するという。やっと国民全員がコロナ感染と真剣に向き合う時代になってきたようだ。
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