コロナ禍での営業継続を応援するため、昨日近所の行きつけの小さなレストランへランチに行ってきた。何とか店は開いていた。店主はテイクアウトばかりで来店客は少ないとこぼしていた。店には自分たちを含め4組の客。見たところ、自分と同年代の老人ばかりだ。食事が始まる前は全員がマスクを着けていた。一番奥の夫婦は物静かに会話をしている。2番目のテーブルは女同士の2人で大きな声で会話に熱中している。3番目の夫婦は共に読書に耽っている。自分たちは応援という主旨もありグラスワインをオーダーし、勿論カミサンと自分は隣に聞こえない程度の音量で会話した。やがて料理が運ばれ食事が始まった。食事の時は静かになるかと思ったが、例の女同士は食事中も大きな声で会話を続けている。もし、この女同士が感染者だったら、全員感染するに違いないと恐怖を覚えた。店主が注意する気配も無い。小さな店だから客を失いたくないのだろうと推測した。いま世の中では飲食店が感染源として悪者扱いされている。でも、殆どの店は感染防止対策を実施している。問題は唾をまき散らす客の迷惑行為だ。小さなレストランで日本の縮図を見ているような気がした。
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