全米女子オープン3日目まで首位を走っていた渋野選手は残念ながら4位に終わった。気になったのはウエアーだ。3日目の肩に赤のアクセントがある全身白のウエアーはまさにゴルフの女王のように映えていた。ところが、最終日は薄手の赤のセーターに太い白のサイドラインが入った紺のパンツ。一見して、田舎から出てきたポッと出のオネエチャンという感じがした。一言で言うとダサいのだ。打ち終わるとセーターの袖を伸ばして冷えた手を温めている。周りの選手の服装を見ると、ニット帽を被り耳当てを着け、タートルネックのアンダーシャツを着こみ、セーターの上にはダウンのベストを重ねている。まさに渋野以外は厳冬のスタイルだ。あるゴルフジャーナリストは、アメリカ大陸の気候変化の恐ろしさを知らなかったのだろう。渋野は防寒対策を怠り、4日目は戦う前から負けていたと評している。それならば前日は悪天候で延期になったのだから、防寒着を買うなり借りるなり出来たはずだと思った。それをしなかったのはBEAMS GOLFとの契約違反になるからに違いないと思い至った。もし、渋野がBEAMS GOLFに現地の他社の防寒着の着用を申請したがBEAMS GOLFが断ったのなら、BEAMS GOLFが渋野の足を引っ張ったことになり最低。もし、BEAMS GOLFが許可して渋野が優勝していればBEAMS GOLFはゴルフ界の最人気ウエアーになっていたかもしれない。タラレバの話だが。もっとも、ゴルフにはタラレバは無い。
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