検診結果を聞きに行った。偶々喉が痛くなり、医師に伝えた。医師は喉の奥を見て、首筋を触り「もし発熱したら連絡を下さい」と言う。コロナを危惧したのだろう。トローチとうがい薬が処方された。でも自分は何故喉が痛くなったのだろうかと考えた。答えは明白だ。寝ている時に口を開け呼吸する癖があるからだ。このところ乾燥が続いているので、それが悪さを増したのだろうと感じた。勿論、医師の処方箋であるうがいもトローチも実践した。一方で、カミサンが以前頼んでおいた小林製薬の「ナイトミン鼻呼吸テープ」を買ってきた。鼻の下から顎にかけてテープを貼り、口を塞ぐ、あのテープだ。テレビCMではお馴染みだが、自分は前からこんなことで喉が防げるのかとバカにしていた。そもそも鼻が詰まるから口呼吸になるのだから、口を塞いでしまったら益々呼吸が苦しくなるはず。顔に貼るテープは寝ている間に取れてしまうに違いないと、懐疑的に思っていた。しかも恥ずかしさもあった。テープを貼った自分の顔はヘンナオジサンそのものに違いないと。ところが、実践してみると、就寝中に剥がれることはなく、鼻呼吸が出来るのだ。しかも、テープをしなかった時よりも鼻が詰まらず呼吸は快適だった。人間は安易な方向に流れるものだ。少し鼻が詰まれば口呼吸になる。でも、口を抑えれば鼻呼吸になり、鼻詰まりも解消されてしまう。僅かな努力が一生を左右するという格言を思い出した。
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