今年の世相を反映した言葉を選ぶ「流行語大賞」や「今年の一字」を選ぶ季節になってきた。ところが「今年の新語2020」なる賞もあるようだ。その大賞が「ぴえん」だという。「今年の新語2020」という存在も知らなかったが、ましてや「ぴえん」など初耳だ。全く意味不明なので調べてみた。「今年の新語2020」は、文字通り今年を代表する日本語で、今後の辞書に掲載されてもおかしくないものを対象にして、三省堂の辞書を編む人達が一般公募の候補から選んだものだという。但し、新語といっても選ばれるのはあくまで「今年広まったと感じられる新語」で、必ずしも「今年生まれた言葉」とは限らないとのこと。その大賞が「ぴえん」だという。ウィキペディアによると「ぴえん」とは、、泣いているさまを表す擬態語。泣き声の「ぴえーん」を省略し、SNS上やメールなどのやり取りで「涙」の意味でより汎用性の高い言葉として使われる。悲しい時にも嬉しい時にも使用され、深刻さは伴わない。目を潤ませた絵文字Pleading Faceとともに用いられることが多い、とある。2年前から女子中高生の間で使用されるようになり、今では男女問わず幅広い世代に浸透しているという。「ぴえん」の顔文字のUnicodeはU+1F97Aで、ネット界では立派に存在しているようだ。年を取ると若者の動きにはついて行くのが難しい。ぴえん。
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