今日の午前1時半頃、東海から西日本にかけて広い範囲で火球が観測され騒ぎになったとか。最後の燃え上がるような明るさは、満月級というから、目撃者はさぞビックリしたことだろう。火球とは小さな天体が地球の大気に飛び込みプラズマ化したガスが発光する現象だ。普通の流れ星は豆粒ほどの大きさの天体だというが、この火球は直径10cm程度の大きさだろうとのこと。たったの10cmの天体がこれほどの大騒ぎになるのだから驚きだ。でも、もっと驚くことがあったとのこと。11月13日のこと。大きさ5~10mの小惑星が上空400kmを通過したという。この距離はいま野口さんが滞在している国際宇宙ステーションと同じ。被害がなかったことは幸い中の幸いであった。これまでに最も地球に接近した小惑星は、3000kmなので大幅に記録を更新したようだ。もし10mの小惑星が地球に衝突していたら、恐竜が絶滅した地球環境と同じになってしまう。大気圏を通過するだけでも大被害が予想される。ゾッとするニュースだが、地上では大したニュースにはならない。それもゾッとする。
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