今年の流行語大賞のノミネート30語が発表された。今年は世界中コロナ一色だった。その所為か、アベノマスク、3密、ステイホーム、ワーケーション、新しい生活様式、クラスター、GoToキャンペーン、自粛警察、Zoom映え、ソーシャルディスタンス、濃厚接触者、PCR検査等々の新語が目白押しだ。また流行った、あつ森、鬼滅の刃もノミネートされた。例年は政治ネタが多かったが、今年は、アベノマスク、総合的・俯瞰的、BlackLivesMatter運動だけで影を潜めた。印象的なのは、BlackLivesMatter運動がノミネートされたことだ。米国の人種差別問題が日本の流行語大賞にノミネートされるのは前代未聞。それ程トランプによる米国内の人種差別が激しくなったということだろう。自分はNo1をアベノマスクと推測している。コロナによる生活様式の激変と愚かな政治への失望を象徴しているからだ。菅首相の「総合的・俯瞰的」も、今後の暗くて長い政治的トンネルを予感させる。ベスト3には入るかもしれない。いずれにしても、トップテンは12月1日に発表されることになる。
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