クイズです。「○○は問題ない」「○○との指摘は全く当たらない」を連発し、マスコミからの質問に対し具体的に真面な回答もせず、はぐらかし、マスコミの声を封じ込めた政治家は誰でしょう?。という質問をすれば、恐らく90%以上の正答率で、元官房長官の菅首相と答えるに違いない。質問に対し「○○は問題ない」「○○との指摘は全く当たらない」では、回答になっていない。「△△だから問題はない」と理由を述べなければ問答にならない。言い方を変えれば、回答を隠蔽する独裁的政治家と言える。まるで判決を言い渡す裁判官のようだ。いや、裁判官は判決前に理由を説明するから、裁判官よりも質が劣る。首相になってもベースは変わらない。「国民のために働く内閣」「自助・共助・公助」「改革」を標榜しているが、これも菅自身の国家像を隠蔽する盾になっているかのようだ。いや、国家像など持っていないのかもしれない。目前の課題として、脱ハンコ、スマホ値下げ、地銀の再編等の単発政策が並び立てているが、全体の国家像は見えてこない。官房長官時代の回答の隠蔽と首相になってからの国家像の隠蔽が重なって見える。信用がおけない。常時目を光らして動向を見る必要がありそうだ。
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