横浜スタジアムでのコロナ感染実証実験が始まった。東京五輪に向け、大規模イベントの入場制限を緩和するため、試験的に横浜スタジアムの入場制限を、現在の収容人数の半分から満員にして、感染リスクを調べようとするものだという。今日は80%の緩和を目指したが51%に留まったとのこと。観客数が下回ったのはベイスターズの低迷さもあるが、コロナの怖さが上回ったに違いない。この実験は経産省傘下の新型コロナウイルス感染症対策分科会が承認したという。実験には、神奈川県、横浜DeNAベイスターズ、横浜スタジアム、日本電気、LINE、ディー・エヌ・エーが参加し、横浜市が協力したとのこと。でも現在、神奈川県の新規感染者数は、東京、大阪に次いで3番目にある。感染が収束していない上にインフルエンザの流行も懸念されている今、何故このような人体実験を行う必要があるのだろうか。PCR検査も不十分なまま、このような実証実験を行うなどもっての外。まさに実証実験ではなく人体実験と言える。結果次第で済し崩し的に入場制限緩和を図ろうとする政府の悪巧みが垣間見える。政府も神奈川県も横浜市もベイスターズも狂っているとしか言い様がない。
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