来春の千葉県知事選が波乱含みの様相だ。自民党千葉県連が鈴木大地前スポーツ庁長官に出馬を打診し、鈴木が県連幹部に「意欲はあります」と伝えたのが3日前。ところが森元首相の横槍で鈴木は立候補を断念することになった。現在千葉県には碌でもない知事がいる。3期目の森田健作だ。昨年の台風15号は千葉県に甚大な被害をもたらしたが、当日森田は県庁に出ず、別荘に逃げ込んでしまった。新型コロナウイルス対策でも陣頭指揮を取れなかった。県民は愛想を尽かしているので4期目の出馬をしても落選間違いなし。だが、森田は未だに出馬の意思を明らかにしていない。一方千葉市長として実績を残した熊谷が出馬の意欲を示している。実績から見て、熊谷が出馬すれば当選は確実だろう。自民県連は、熊谷支持と鈴木支持に分裂しそうな気配だ。結局森田の無能さと優柔不断さが県連の分裂をももたらしている。腐った魚は周辺も腐らせるのだろう。
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