ニコラ・テスラと言えば「エジソンの直流vsテスラの交流」の確執で有名な天才電気技術者で、現代の交流電気方式を作り上げた人物だ。だが、今日は進化系自動車EVの話。米国には電気自動車EVメーカーとして、ニコラとテスラが存在している。両社ともニコラ・テスラをオマージュして名付けられた社名だ。テスラは中国市場を開拓し、時価総額は既にトヨタの2倍超に達し大成功を収めている。一方ニコラはGMと提携するとして上場し時価総額は2兆円を超えたが、誇示していた技術の多くがウソだとバレてしまって株価が急落しているという。この事態を天国の故ニコラ・テスラはどう見ているのだろうか。電気自動車EVはやがて空飛ぶクルマへと進化するのは必然だ。ボーイングがメインスポンサーをする「GoFly」という飛行機開発のコンテストがあった。世界から数百チームが参加したが、賞金を得たのは日本のベンチャー企業であるテトラ・アビエーションだけだったとのこと。つまり空飛ぶクルマではテトラが世界一ということだ。テトラ・アビエーションは、まだ従業員5人の小さな企業だが、近い将来テスラと肩を並べる企業に成長することを期待したいものだ。
コメントをお書きください