「半端ないって」と言えば、サッカーの大迫選手の代名詞になっているが、上勝町のリサイクルも半端ないって。上勝町がゴミを45に分別し、リサイクル率が80%以上とのテレビニュースを見た時は、まさか、やり過ぎだと思った。でもそれが切っ掛けとなり調べてみた。徳島県の上勝町は17年前に日本で初めての「ゼロ・ウェイスト宣言」をした自治体だ。ゴミをどう処理すかではなくゴミ自体を出さない社会を目指し、ごみ収集を行わず、生ゴミはコンポストを利用し、各家庭で堆肥化。資源ゴミは「ごみステーション」に持ち寄って45種類以上に分別しリサイクル。単にリサイクル、リユース、リデュースをするだけでなく、ゴミを出さないシステム作りも行っているというから本物だ。上勝町は元々林業が盛んだったが、衰退し限界集落になっていた。ゴミ焼却炉を購入する予算も無く、ゴミを出さないことを指向したのが切っ掛けとのこと。上勝町はつまものの葉っぱビジネスの町としても有名だ。多くの起業家が集まるという。いま日本は全国的に限界集落化が進んでいる。上勝町を見習って、生き返りを図るべきだと思う。調べれば調べるほど、上勝町は半端ない。
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