米下院気候危機特別委員会が大規模な気候変動対策を発表した。何と温暖化する地球を冷やす対策が書いてある。宇宙空間に小さな粒子を散布し、太陽光を反射させてしまえば、地球を冷やすことが出来るとある。もしそのようなことをすれば、取り返しの付かない気候変動を起こすことになる。極めてリスキーな発想だ。しかも、バイデンが大統領になれば現実味を帯びてくるというから、全人類が冷やっとさせられる対策だ。温暖化対策は大雑把に3つある。一つは、グレタ・トゥーンベリを代表とする環境保護。炭酸ガスを抑制するには、牛を飼うな、ステーキを食べるのは罪という一種の狂信的宗教だ。環境保護は大切だが、度が行き過ぎている。もう一つは、いま書いた米下院の地球工学的な対策。リスキーを通り越しクレージーと言うべきものだ。更にもう一つは、昨日このブログに書いた炭酸ガスを炭酸塩として固定化する方法。極めて地球に優しく、実現性もあり、理に適っている。国連気候変動枠組条約締約国会議COPは、炭酸ガスの固定化技術開発に集中すべきだと思う。
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