全国知事会や国民の7割が反対しているGoToトラベルが今日スタートした。GoToトラベルは感染騒ぎが収まってからスタートすると閣議決定されていた。ところが、今や感染者数が連日200人を超し第2波が押し寄せている。間違いなくGoToトラベルにより、感染は全国に広がることになる。されば、東京都を外そうということになった。これだけでも大混乱だ。では、既に申し込んだ人のキャンセル料はどうするのかという問題にもなった。赤木国交相は、補償はしないと言明したが、舌の先も乾く前に政府は補償すると翻った。赤木はオドオドしている。官邸の子どもの使いがバレてしまった。大きな問題は二つある。一つは政府や東京都が都内の感染拡大を抑えられないこと。感染が発生した夜の街を集中的に押さえ込めば、感染拡大は抑えられたはずだ。それに必要な法律・条例を整えるのが政治家の仕事だった。それを東京都の問題などと言って、責任を放棄するから感染爆発を招いてしまう。GoToトラベルは閣議決定通りに収束してから開始すべきだ。GoToトラベルを強行するから、火に油を注ぐことになる。まさにGoToトラブルになっている。ここまで来ると、失政とは言えない。最早内閣総辞職に値する大失策と言えそうだ。
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