藤井フィーバーの影で、続々と将棋動画が削除されているという。昨年9月に日本将棋連盟が著作権を主張するため「棋譜利用に関するお願い」をリリースした。それ以来、動画を利用するには申請し、連盟とスポンサーの許可を得る必要があるようになった。でも、今までは従来通りYouTubeで見ることが出来たが、藤井フィーバー以降厳格に運用され始め見ることが出来なくなった。マイナーな将棋が藤井フィーバーで脚光を浴びるようになり、駒の動かし方も分からない若い女性も興味を持つようになったのに、日本将棋連盟は将棋ブームに水を差すような行為をしている。佐藤康光会長以下の現理事たちは一体何を考えているのだろうかと思う。現状を考察すると、藤井フィーバーにより将棋ブームが再来した訳ではない。単に藤井七段個人に注目度が集中しているに過ぎない。将棋ブームを願うのであれば、今は寧ろYouTube活用を推奨し、定着化を押し進めるべき時だと思う。棋士は一般常識に欠けている人が多い。三浦九段の将棋ソフト不正使用疑惑騒動では、証拠も無いのに出場停止処分を下した谷川会長・理事が辞任・解任された。実質的に日本将棋連盟を仕切るには、外部の常識人を活用する必要があると思う。
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