昨夜は何となく嬉しかった。目の前がパッと明るくなったような気がした。棋聖戦で藤井七段が渡辺三冠を破り、若くして棋聖の称号を獲得したからだ。本来自分は将棋が苦手だ。駒の動かし方は分かるが、実力で言うと級が付かないレベル。棒銀の受け方や穴熊の攻め方も良く分からない。子どもの頃、縁台将棋で父に勝ったことが嬉しかったことを、今でも鮮明に覚えている。それが切っ掛けとなり、大人になっても時々将棋を指した。でも、社会に出ると強い人が多かった。3級レベルの人には、手も足も出なかった。結局将棋の基礎も知らないことを思い知らされ、それ以来将棋を指すことは無くなった。そんな将棋べたが何故藤井七段の棋聖獲得に感動したのだろうかと考えてみた。恐らく、その強さは別次元だからという理由で、将棋に感動したのではないと思う。熟々考えると、若さだ。古い体質を破ることが出来る若さそのものだという結論に至った。いま社会はコロナで困っていて、社会ルールが変わろうとしている。いっその事、これを契機に社会の主導者が若者に替われば、今よりは明るい社会が望めそうな気がする。己が若いと思う人は立ち上がるべきだ。霧が晴れるとは、こういうことを言うのだと思う。霧よ晴れろ!
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