珍しく国政選挙である衆院静岡4区補欠選挙に2人の田中健が立候補した。偶然に同姓同名ということもあるのかと思っていた。名前だけでは判別出来ないので、年齢も書くことになっていたようだ。でも、判別不明票が3708票に上り案分されたという。結果は両者とも落選だった。一人は42歳の無所属で地元の富士川町出身で元都議会議員。もう一人は54歳のNHKから国民を守る党で江戸川区生まれで元江戸川区議会議員。両者とも地方議員の経験はある。ところが、54歳の田中はN国党の立花党首が放り込んだ泡沫候補だ。立花の同姓同名作戦の一環だという。現在安倍晋三や麻生太郎などの同姓同名候補を探しているという。同姓同名で票が割れれば、自民の票を食い落選させることも可能と考えているようだ。N国党の戦略は本末転倒で顰蹙ものだ。嘗てこのブログ「N国党の価値 」で、N国党が参院の政党要件を満たしたので、NHKの歯止めと期待したいと書いたことがある。だが、残念ながら単なる食わせ者に過ぎなかった。残念。
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