函館の高校2年生がコロナ感染経路の確認用アプリを開発したとのニュース。新型コロナウイルスの感染者は日毎に増え続け、感染経路不明者が過半を超えている。最早感染者からの聞き取りでは追跡が不可能。専門家らもお手上げ状態だ。そんな最中に高校生が、行動履歴を自動的に記録できる無料アプリ「足あとトラッカー」を開発したとのこと。行動履歴が一目でわかるため、濃厚接触者の捕捉や感染経路の特定などに活用できるかもしれないと期待されている。この高校生は小学生の頃からプログラミングを勉強し、今ではスーパークリエーターと認定されているという。その能力も凄いが、それ以上に社会の窮地を救う着眼点と発想がもの凄いと感心する。翻って政治家はどうだろう。新型コロナウイルスの対策には、民間に後れを取りなすすべが無い。悲しいことに民間の意見を後追いし、しかも動きが鈍く遅れに遅れている状態だ。安倍も菅も枝野も志位も、ものの見方が固定的なステレオタイプで、危機を乗り切るため前例に捕らわれない発想が全く欠如している。これを契機に与野党とも世代交代を図るべき時期を迎えていると思う。
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