またまた安倍首相の記者会見が開かれた。緊急事態宣言を全都道府県に広げ、緊急経済対策を朝令暮改したのだから会見を開く理由はある。例によって、プロンプターを見ながら官僚の作文の一字一句を後生大事に読み上げた。でも緊急性は伝わってこない。だが、問題はその後の質問コーナーだ。質問に対し、回答がシドロモドロだ。不要な前置きが長く要領を得ない。真面な答えになっていない。安倍の頭の中が整理されていないのは明白だ。何も真剣には考えていない証拠とみえる。いや、整理する能力に欠けているのかもしれない。民間会社の管理職であれば、即アウトだ。二度とヒアリングには呼ばれない無能社員と同じだ。自分が民間会社の開発本部にいた頃を思い出す。本部長のヒアリングに同席し、全国の研究部署を回ったことがある。研究者のプレゼン能力は千差万別だ。何を主張したいのか意味不明な研究者のプレゼンには苛立ちを覚えた。当然そのテーマの予算は削減されるし、人事評価も悪くなり担当から外されることになる。安倍の場合は、プレゼンが無能社員級で、かつ内容が出来の悪いブレまくりだから、追って知るべし。早急に代役が必要だ。
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