鉄筋コンクリート製の大鳥居が建立45年で老朽化し、住民から撤去を求める声が挙がっているが、所有者不明のため宙に浮いているとのこと。静岡・草薙神社の参道にある高さ約12メートル、幅約16メートルの大鳥居。1975年静清土地区画整理事業の補償工事の一環で、市道上に立っていた古い鳥居が道幅に合わせ大きく建て直されたとのこと。当時も古い鳥居の所有者は分らなかったが建て直してしまったようだ。草薙神社は日本武尊の父景行天皇がルーツと古い。由緒が分らなくてもおかしくない。現在の草薙神社の財産録にも記載されていないので所有者は不明だ。現在市は所有者を調査中。所有者がいないことが法的に確認できれば、道路管理者として撤去の手続きに移ることができるとのこと。でも何でこうなるのかと思う。草薙神社の参道にある大鳥居は、記録があろうが無かろうが草薙神社のものであることは間違いない。草薙神社は官僚的に杓子定規な対応を取るべきではない。問題は帰属ではなく安全だ。住民の安全第一のため、大鳥居の撤去か修繕に乗り出すべきだ。それをしなければ、草薙神社のお守りから「安全第一」が消えるのは必定。
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