フィンランドの新首相に34歳の女性サンナ・マリーン社会民主党党首が就任したとのニュース。しかも、閣僚19人のうち女性が12人も占めるという。30歳代の党首が4人も入閣しているのだ。新内閣が勢揃いした写真を見ると、まるでうら若き女子会だ。男性もチラホラ混じっているが、年齢は50歳以下に見える。二重の驚きを覚える。一つは女性、二つ目は全員の若さだ。一方で、世界経済フォーラムが各国の男女平等の度合いを調査した結果を発表した。経済、教育、健康、政治の4分野で算出し、国の文化や経済のレベルを考慮せず、単純に「男女差」に着目してランキングしているという。日本の総合順位は153カ国中121位。前年の110位からランクを落とし、過去最低の順位になった。勿論フィンランドは上位の3位なのだ。自分はフィンランドの事情は知らないが、日本の閣僚人事の状況は知っている。閣僚は20人程度いるが、女性は多くて3名程度。しかも、無能な輩が出没する。世界を見るべきだ。日本は後進国なのだということを、認識すべきだと思うのだが。
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