大塚家具が遂にヤマダ電機の軍門に降った。ヤマダが大塚家具の株式を50%超取得し、子会社化すると発表した。この買収は、住宅分野に力を入れるヤマダにはメリットがある。一方、大塚家具は久美子社長が就任して以来5年連続の赤字だ。無借金経営の優良会社が借金まみれになり、資産も食い潰してしまった。驚いたことに、その久美子社長が社長を続投するという。しかも、父親の高級路線を否定して、中級路線に乗り換えて失敗したのも反省せずに、今度は高級路線に戻すという。経営者失格は明らか。開いた口が塞がらないとは、こういうことを言うのだと思う。大塚家具はオーナー経営だから、オーナーの我が儘放題と考えれば、シャーないと思うが、社長に振り回される社員が可哀想だ。ヤマダ会長は、結果を見ると言う。大塚家具が黒字化しなければ、久美子社長の首は火を見るよりも明らかだ。ヤマダの魂胆が透けて見える。それにしても、久美子社長が何故堂々としていられるのか、全く理解不能だ。
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