台風15号の被害を被った千葉県の印西市にある習志野カントリーに行ってきた。だが、台風進路の左に位置したせいか幸いに、近隣に倒木やブルーシートを被せた家は無く、ゴルフ場内も台風による異変は殆ど無かった。でも、異変は間違いなく存在していた。習志野カントリーでは10月下旬にPGA GOLF TOUR「ZOZO CHAMPIONSHIP」が日本で初めて開催されることになっている。その準備が急ピッチに進められている。キングコース10番ホールの横にある18番ホールのサブグリーン上には観覧席の土台となると思われる大掛かりな鉄骨が組まれている。現役のゴルフ場でこれ程大掛かりな工事は見たことが無い。それが数ホールあった。練習グリーンは規制され、アプローチ・グリーンも禁止されていた。準備工事はPGAが担当しているらしい。作業員は外人ばかりだ。その従業員が右往左往動くので、ゴルファーはその合間をくいくぐる。工事を尊重しながらのプレイになる。コースはPGA仕様になっているから、フェアウェイは狭く、ラフは殊の外深い。ラフに入るとロストになるのは必然。反面ラフで他人のロストボールを見つける事も多かった。これ程酷いのにビジター料金は、普段の1.5倍。ゴルフ場は一体何を売り物にしているのだろうかと思った。でも、18番ホールのPGA仕様のフカフカのバンカーの中からウッソというほどのショットを放った。松山英樹もタイガーもマキロイもミケルソンも打つのが出来るのだろうかというショットだ。ゴルファーの生きがいはここにあると思った次第。
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