サッカー天皇杯のベスト16が出揃った。いよいよ佳境に入るが、3回戦では珍事が起きていた。8月14日に富山県総合運動公園陸上競技場で行われたJ1・ベガルタ仙台対J3・カターレ富山戦。当日券は完売になったが、何と客席はガラガラ。1万5千人超を収容できる競技場に、観客はたったの3千人。結果は1-0で富山が敗れた。地元の富山県民は晴れの舞台を見たいし応援したい。でも当日券が買えない。きっと超満員になっているに違いない。早めに入場券を手配しなかった自分を悔やみ、悔し涙を流したに違いない。でも入場券を買うことが出来なかったのは、富山県サッカー協会の不手際だったようだ。1万5千席のうち10%を当日券にして、90%をオンライン予約にした。結果として、当日券は売れたが、オンラインは売れなかったということだ。でも、客足を見て、オンライン予約を当日券に切り替えることは難しい事ではない。臨機応変の対応が出来なかったということに尽きると思う。サッカー選手はカモシカのように機敏に動けるのに、サッカー協会は象のようにも動くことさえ出来ないようだ。
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