先日、中学2年になった孫が両親と一緒に我が家に遊びに来た。夏休みだからなのか、手足に赤いマニキュアをしている。ちょっと前まで、幼いと思っていたが、もうすっかりお嬢様だ。片手に白い物を持っている。首の近くに当てている。よく見るとハンディファンなのだ。そう言えば、今年の夏は街で若い女性がハンディファンを顔や首に当てている姿をよく見た。今の流行りなのだろう。ひと昔前であれば、扇子や団扇が主流だった。この方が優雅なのだが、現代女性には非効率に映るのかもしれない。若い女性がハンディファンを顔に当てる仕草を見て、スマホを連想した。電車の中では、殆どの人がスマホを食い見るように拝んでいる。まるで、新興宗教の一団にも見える。ひょっとするとと考えると恐ろしくなる。同じような仕草でも、スマホとハンディファンでは大違いだ。ハンディファンは周りの人に「お暑いですね」というメッセージを伝えている。スマホは不健康、ハンディファンは健康的と感じた次第。
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