直径約130mの小惑星が7月25日に地球とニアミスしていたとのニュースに驚いた。しかも、天文学者も数日前まで気付かなかったというから驚きが倍増した。驚きというよりもゾッとした。もし、地球に衝突していれば東京都と同規模の範囲を壊滅させるほどの大きさだという。まさにアルマゲドンだ。あの米映画「アルマゲドン」を彷彿とさせる。小惑星が地球に衝突し、地球が死の惑星になってしまうので、小惑星に穴を開け爆破により2分し、軌道を変えることに成功する、あの話だ。6600万年前にメキシコに落下した直径10kmの隕石は恐竜を絶滅させた。1908年にはシベリヤに直径約100mの隕石が落下しニューヨーク市の倍の面積に被害を与えた。NASAは140m以上の小惑星を監視しているが、それ以下の大きさの小惑星は発見が難しいとのこと。数年前から小惑星の存在が分かっていれば、重力トラクターという方法で軌道を変えられるという。だが、小惑星の発見を数日前から数年前にすることは不可能だ。結局、運は天に任せるしかないようだ。
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