期待したほど参院選後の情勢は殆ど変わっていない。3分の2が確保されず安倍の憲法改正は少し遠のいた。立憲民主は議席を増やしたものの目標に届かず枝野の手腕が問題視されている。国民民主、社民は風前の灯火だ。公明も共産もジリ貧状態だ。いま安倍は3分の2を目指している。その巻き込み対象が国民民主だ。国民民主代表といえば玉木。玉木の経歴が異色だ。裏切りの連続なのだ。最も信用のおけない輩と言える。香川県出身東大卒、大蔵省入省。自民の大平首相の地盤を継ぎ、民主党ととして初当選。その後、民進党の要職にありながら希望の党に乗り換えた。小池の後釜として希望の党代表に就任。その後国民民主党代表になる。更に小沢一郎が率いる自由党と合流した。そして参院選を迎えたが、結果は惨敗。選挙後に突如「改憲すべき」と言い出し、野党の反感を買った。安倍の目指す改憲内容には反対だが、実情に合った改憲が必要だと言う。でも所詮ミイラ取りがミイラになるになるに違いない。いや、自民というミイラに仲間入りすることが真の狙いなのだろう。安倍はほくそ笑んでいるに違いない。
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