カネカがパタハラで炎上している。育休明けの翌日に転勤を命じられた社員が退職したことがSNSで拡散した。その社員は共稼ぎで、1月に子供が生まれ4月に新居に引っ越しし約20日の育休をとった。産休明けに出社したところ転勤を言い渡され、延ばすことも有給休暇をとることも拒絶されたという。社員は仕方なく退職を決断したとのこと。カネカは、育休よりも前から転勤が決まっていたのでパタハラではないと主張している。事実関係は明瞭ではないが、カネカは人情味の無い企業だと思う。社員の事情など考慮せずこき使うのが社風のようだ。かつて、テニス仲間にカネボウの社員がいた。「兎に角人をこき使う会社ですよ」と嘆いていた。自分は別称「遊び化成」という会社に勤めていたが「よく働き、よく遊び、よく飲んで、よく語ろう」が社風だった。上司との風通しも良く、定時になればスポーツに飲み会に忙しかったものだ。そう言えば、カネカもカネボウも元は鐘淵紡績だ。鐘淵紡績の悪しき社風が延々と生き続けているのかもしれない。
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