同じ「ロケット」と言っても、その趣は全く違うようだ。ホリエモンの民間ロケットが初めて成層圏に達し成功したとのニュース。片や北朝鮮は新型多連装ロケットを9発日本海に発射したとのニュース。何のためのロケット発射なのだろう。IT長者は宇宙が好きだ。目的は、夢の達成ではない、将来の飯の種。近年は宇宙開発が花盛り。小さい衛星を打ち上げるニーズは多いが、打ち上げ代がバカ高い。そこで、安い打ち上げ代を狙ったのがホリエモン。10億円以下での打ち上げが叶いそうだ。まずは成功とみえる。一方北朝鮮はトランプの顔色を伺いながらロケットを打ち上げた。でも、そのロケットの先には夢などはない。よく言えば博打。悪く言えば恫喝。子供が駄々をこねているように映る。もうロケット遊びは止めた方が良い年頃なのだが。
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