自分はもう72歳だから、毎日が日曜日。普段、休日は混むので出かけるときは平日と決めている。休日はその字の如く休日で、家の中で過ごすのが殆どだ。平日は何処へ行ってもガラガラで極めて快適だ。今年のゴールデンウイークは10連休になった。年寄りにとって休日が続くと鬱陶しさを感じるが、現役世代はさぞかし謳歌しているものと思っていた。ところが、違うようだ。ゴールデンウイークも早半分が過ぎ、残りの日々を鬱陶しく思っている現役も多いとのこと。何故なのだろうかと考えてみた。働く者にとって休日は息抜きになる貴重な時間だ。でも、その時間が強制的に与えられるということに問題がありそうだ。政治家は休日を創設するのが大好きだ。今年は改元にかこつけて休日を無理矢理創設し10連休にした。日本人は働き過ぎと言われている。一見すると休日を増やす政治家が正しいように見える。でも一斉に休日が続くと仕事上も私生活上も困る人が多いのが実情だ。働く人は、一斉休はほどほどにして、自ら選択出来る有給休暇を増やして欲しいと思っている。休日もカスタマイズするべき世の中になりつつあるようだ。
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